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本というもの

本という形が大好きだ。

なんというか、
まとまっている感じと、参考要素が詰まっている箱…という感じがたまらない。
そしてデザインされた装丁が、かなりとても相当なかんずく良い。非常に良い

好きな大きさは、A5判。
本自体の厚みが、1cm~2cmあるのが好ましい。
手に取るだけで、なんだかウキウキわくわくしてくる。
必要以上の期待を、その本1冊にかけてしまう。
そんなプレッシャーかけられて、本も迷惑であろう(笑)。

そして私は、資料好きでもあるので、
まとまり感の強い本であればあるほど、愛情が増す
部屋の本棚を見てみると、そんな感じの本が多い。というか、そればっかり。
小説や著者本は、基本的には ほとんど買わず、
図書館で借りたり、友人から借りたり。
買っても本棚に並べたくなくて、読んで頭に入れたらすぐに人に譲ってしまう。
買って何度も何度も 繰り返し読んでいる大好きな小説は、ごくわずか。

つまりは、
イメージやアイディアを引き出すのに役立つ本が、大好きなのである
辞書とか事典とか、図鑑とか画集とか…もう、大好き。

関係あるのか分からないけど(多分あるな)、
箱になにか詰めたり、ものを並べたり、エクセルで表にまとめたりするのも好き。
まとめオタクだ。それだ。

かといって、几帳面かというと、実はそうでもない(笑)。
制作中は、糸だの生地だの、アイディアデッサンの紙だので、
部屋中みごとに散らかる 
驚くほど。 というか驚く。

携帯や、ipadのようなタブレット型コンピューターを使う、
電子書籍云々という時代がやってきたけれど、
あれは画面上の文章や画像を読んだり見たりするのであって
『本を読む』行為ではない気がする。

“本”という名前は、
背表紙があって、本棚に並べることが出来て、
実際に手に取ることが出来て、表紙をなでることも出来て、
どこへでも持ち歩けて、バッテリーなんかなくても、電気のない場所に行っても
好きな時に好きなだけ開くことが出来、
紙という素材をつかったものだけが持つことのできる名称であって欲しい。

バレンタインデーの近い今日このごろ。
普段お世話になっている人へ、
大好きな友人たちへ、
そして、大好きな本という物たちへ。
溢れんばかりの愛情を捧げたいと思います 

花束と女の子
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