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色彩の国のアリス

先日刊行された
『100人の手づくり作家によるかわいい雑貨~ 手芸で描く不思議の国のアリス ~』。
1点だけ誤解(?)を解いておきたい事があるので、一応ここに記しておきます

P.80~85に掲載されている、ティーパーティーの刺繍絵巻。
編集の段階で 変に色調整がされてあり、オリジナルの色彩とは若干異なります。
(制作本人にとっては“若干”ではないけれど
完成本を見て驚きました。
たかだが数ページといえども、作った当人にとっては大切な作品。
糸1本の色さえも、数百色の中から選んだ1色。
絵の具においては、微妙な配色を重ねて作った貴重な1色。
印刷の具合という事ではなく、意図的にしかも無断で変えられてしまったら
もはや それは私の作品ではなくなってしまいます

ちなみに上が掲載されたもの。下が現物。
それぞれ写真をクリックした大きい画像を、並べるとよく分かります。
掲載版原画
帽子屋とのお茶会は 森で行われているので、
暖かみのある優しい雰囲気にしたく、
ナチュラルで落ち着きのある色彩で刺繍したのですが、
書籍の方では、何故かポップな色合いに変えられています
補正をかけまくっている影響で、刺繍の影や立体感が消えてしまい、
まるで蛍光ペンで描いたような「平面図」になってしまっています。

書籍に使われた写真(左)は、プロのカメラ。
私が納品前に自分で撮った写真(下)は、ただのデジカメ。
通常は、上の写真が現物の色に近くて然るべきなんですが…(^^;)

私は編集にはノータッチなので仕方ありませんが、
例え1色ひとつ取っても、そこには作り手の意図が込められているので
正直複雑な気持ちです…。
多少のコントラスト調整や明るさ調整は、編集において必要ですが
色調をここまで変えられてしまうとは思わなかったです

ついでに、帽子屋ページも。
左が掲載版。 右が原画。
掲載版 原画

テーブルからこぼれたお茶が、血の色になってます…怖いってば
そんなバイオレンスな物語じゃないだろ(笑)。
帽子屋のズボンも、ビビットなオレンジ色で、大道芸人みたいです。
『日曜劇場 大道芸人 殺人事件』なんつって
…おそらく、赤色の補正をかけたのでしょう。

……という訳で、長々説明しつれい致しました☆
『100人の手作り作家』というタイトルの本なのに
作家のイメージ色を見事に、知らぬ間に変えられてしまってたよ…というお話でした。
後日、実物を撮った写真をここに載せたいと思います☆
小さな足掻きですが(笑)、少なくともこのブログを見て下さった方には
実際の作品の色を見て頂けると思いますので

だから実物作品を見てもらえる展示会って、大事なのね納得。
14:00 | 制作日記 | edit | page top↑
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