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もう1つの人生

目覚めたとき、やや うろたえた……。
あわてて書くものを探し、PCプリンターの中の紙をひっぱりだして、
消えてしまう前に…、忘却がやってくるその前に…。
けれど、1時間経っても 6時間経っても 消えることなく、
鮮明に 一つの記憶として きちんと頭ん中に残っている。


小さい頃から、夢をよく見た。いや、必ず見た。
朝起きて、『今日は夢みなかったな~』なんて日は殆どなかった。
もちろんフルカラーだ。
夢の中で夢と気付ける方法や、夢から覚めたい時に目を覚ます方法を覚えてからは
もう、好きにし放題だった。

見てきた夢を全部覚えてるかというと、さすがにそれは難しく、
忘れてしまった夢もある。
実際の現実世界の記憶でさえ、私は忘れっぽい(笑)。
けど、実際の現実世界の記憶よりは若干少ないものの、
いまも覚えている夢は、結構ある。
(現実世界記憶を10とするなら、夢記憶は7くらい。)

他の人も、毎日夢をみてて、覚えてて、当然だれもが
もう1つの人生のように楽しんでいるんだと思ってた……が、
大きくなって、学校等で周りの友人らに今日見た夢の話を訊いても、
たいがいの人に『え~、んなの覚えてない』と言われ、驚いた。
自分にとって夢は、夜の最大の楽しみであり、イメージの宝庫。
例えそれが悪夢であっても、普段体験し得ない、しかも
どんな話になるか予想もできない、まさに毎日楽しめる
安全なアトラクションであった
だから、そんな面白いものを重要視していない周りの反応にびっくりした。

成長するに従って、夢というものに対してより興味を持つようになり、
大学生の時、学校の図書館に専門書が多かったのと、
研究対象人物の研究資料に必要だったのもあり、夢関係の書物を片っ端から読んだ
フロイトから始まり、脳科学、心理学、幼児期の精神分析論、
無意識世界に関する本、シュルレアリスム…。
それで、夢の中で夢と気付く夢を『明晰夢』っていうんだ…とか
夢の中でさらに夢を見ている夢を『夢中夢』っていうんだ…とか、色々知り学んだ。

そういえば一度、目が覚めてもまだ夢で、それが覚めてもまだ夢で、
さらにそれもまだ夢で……
結局3層の夢を見ていて、最終的にようやく本当に目が覚めた時は、
本当に現実なのか確認するのに時間がかかった。
まさに映画『インセプション』のようである。恐ろしや恐ろしや。

……で、散々のめり込んで調べた後に、ダダの関係書物に
『…ただし、夢研究・実験は精神への影響が大きいため、
深く追い過ぎると気を病む可能性があるのでそこそこにするように…』
とあった。
……早く言ってくれ…

シュルレアリスム運動のリーダー的存在のアンドレ・ブルトンは、
深追いし過ぎて、人の寝静まった夜中、窓のところに羽の生えたライオンがいるという
幻覚を見てしまうほど精神的影響を大きく受けていたらしい。

あわてて研究スピードを弱めました…(笑)。

さて、ようやく本題。
昨日、疲労のせいか運動不足のせいか、体がひどくだるく重いので、
少し横になろうとウツラウツラしていた。

そして夢を見た。
夢の中で、私は母校の大学院の卒業制作(ぜんぶ絵)が
1冊の本にまとめられたものを見ている
……のだけれど、それが物凄いアイディアに富んだ絵で、
今までに見た事のない素晴らしいアイディアとデザイン
私が求めていた発想・色づかい・構成!
感動のあまり目に焼き付けようと、じっくり見入って読み入った。

読み終えたところで目が覚めた…んだが、
ぜんぶ覚えていて、色も覚えてる
メモメモメモメモ!!!
夕飯を食べておらずひどく空腹だが、それどころじゃない! メモ!!

その本がある本屋は、日芸を出て右へまっすぐいくと大通りがあって、
カーブ状に回り込む脇道があって、そこに3階建ての近代的なビルがあって、
そこの3階の本屋にあるんだが……
実際に日芸のある江古田には、そんな道も場所も建物もない…。
行き方も風景も全部覚えてるのに……二度と行けないであろう。

1日経った今も鮮明に覚えている。
22:20 | 記憶ばなし | edit | page top↑
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